足の外科虎の穴

足の外科を生業とする整形外科医 小林勇人のホームページ

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整形外科な日々

衝撃的な結果

先日興味深い論文を見つけました。“Worldwide productivity in the field of foot and ankle research from 2009-2013: a bibliometric analysis of highly cited journals. Luo et al. J Foot Ankle Res 2015” なにやら2009-2013年に足の外科のメジャー4誌(J Foot Ankle Res [IF: 1.831]、Foot Ankle Int [1.626]、J Foot Ankle Surg [0.979]、Foot Ankle Clin [0.844])に掲載された論文2083本の国別対抗戦の解析のようです。 (さらに…)

日整会ランチョンセミナー

先日神戸で開催された日本整形外科学会総会のメーカー主催ランチョンセミナーで、当院の手術症例が紹介されたようです。私は都合で参加できなかったので、詳細はよくわかりませんが… 。

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第28回日本創外固定・骨延長学会

 

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先日六本木ヒルズで行われた日本創外固定・骨延長学会に参加してきました。木曜日午後は半休のため、雨の中14時過ぎに新幹線で東京に向かいました。西麻布のビジネスホテルに前泊しましたが、静岡の田舎者には少々刺激が強すぎてどうも落ち着きませんでした(ここには住めん… )。 (さらに…)

平成26年度手術件数と総括

 

平成26年度の当科の主な足の外科手術は(一部重複あり)…

脛骨骨切り術 19件 (HTO 8件、DTO 11件)、踵立方関節延長固定術(CCDA) 4件、距腿関節固定術 3件、中足骨骨切り術(DLMO、Mau) 3件、距骨下関節固定術 2件、距骨骨軟骨損傷(micro fracture) 2件、リスフラン関節部分固定術 2件、腱縫合術 2件、踵骨骨切り術(MDCO) 1件、基節骨骨切り術(Akin) 1件、関節形成術(cheilectomy) 1件、外脛骨障害(Kidner) 1件、腱移行術 1件、ほか人工関節、骨折手術、腫瘍etc が84件でした。 (さらに…)

興味深い数字

先日Foot & Ankle International (FAI)のEditorial (BJ Sangeorzan MD)に興味深い記事を見つけました。

“(前略) FAI continues to attract more submissions each year, increasing from 408 in 2007 to 668 in 2013 and with an anticipated total of about 800 submissions this year. While this has resulted in a gradual decrease in our manuscript acceptance rate, from 43% in 2010 to about 30% currently, … (原文ママ)” (さらに…)

書評

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先日どうしても必要な英語論文があったので、掲載された本を丸ごとAmazonで12,639円にて購入しました(電子版8,279円、Kindle版6,569円)。当院は市中の小規模病院(113床)の割に、院長の方針で学術活動の面は大変恵まれており、医局秘書さんにお願いすれば、大概の和文・英文論文が容易に(タダで)手に入ります。しかし、なぜかFoot Ankle Clinだけインパクトファクターもあるのに、国内のどこの大学図書館にもないらしく、昔から手に入りませんでした。 (さらに…)

Western Little Kyoto

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先日新幹線と特急を乗り継ぎ、片道6時間かけて「西の小京都」に2泊3日で行ってきました。もちろん仕事を休んでいるので温泉旅行目的ではなく、某総合病院で両足の同時手術という、若干無茶なミッションのためです。 (さらに…)

2nd Japan Korea Knee Osteotomy Symposium

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先日北海道大学の学術交流会館で開催された2nd Japan Korea Knee Osteotomy Symposiumに参加してきました。分かりやすく説明すれば膝周囲の骨切り術(around knee osteotomy)というコアな分野を生業とする関節外科医の集まりです。余談ですが韓国で開催されるとKorea-Japanですが、日本で開催されるとJapan-Koreaに名称が変わるようです。なんか早大でいう早慶戦と、慶大でいう慶早戦と同じでライバル心むき出しですね(笑)。 (さらに…)

Key wordsにまつわるetc.

去る8月2日に論文①のproof (ゲラ刷り)が出戻ってきました(ー_ー)!!。ジャーナルのコピーライターが校正したproofを、7月26日に訂正箇所なしで即日戻したところ、どうやら最終チェックでEditorがまたもやKey wordsの変更を要求してきたようです。一発acceptされた論文②に引き続き、Key wordsの受難が続きます(笑)。 (さらに…)

Journal Impact Factor 2014

7月30日にJournal Impact Factor 2014が発表されました。Impact Factor (IF)とは簡単に言えばジャーナルの格付けであり、レストラン業界におてるミシュランガイドのようなものです。しかしここで間違っていけないのはIF≠ ジャーナルの難易度であり、IF≠ 掲載論文の重要度ということです。とは言え論文の執筆や投稿にあたってはやはり気になるところです。以下のデータはJournal Impact Factor 2014からの抜粋です。 (さらに…)