先日新幹線と特急を乗り継ぎ、片道6時間かけて「西の小京都」に2泊3日で行ってきました。もちろん仕事を休んでいるので温泉旅行目的ではなく、某総合病院で両足の同時手術という、若干無茶なミッションのためです。朝からの長時間手術のため、前日は午前の外来を早めに切り上げ夕方には現地入りしました。当日は大学病院からも先生が見学に来ていたので、恥をかかないか若干のプレッシャーもありましたが、幸い終始和やかな不陰気で約6時間の手術を無事終えました。狭い日本でも出身医局によって、手術のやり方から器械の呼び名まであまりにも違うのでちょっと新鮮でした。Foot and ankle complex surgeryでは4~5時間かかる手術はよくありますが、今回は完全アウェーだったので余計に疲れました(-_-;)。
ちなみに「曲りエレバ(強弯)」が万が一ないと腓骨の処置に大変時間がかかるので、以前の職場で自腹購入した「Myエレバ」を自院から持参しました。しかしさすが大病院でしょうか、「直、曲りエレバ」合わせて5本もあったので幸い出番はありませんでした。
手術後はY温泉でスタッフと親睦会を行い、22時頃ホテルに戻りました。毎度のことですが、2日間とも朝5時起きし1時間ほど街中をランニングしました。ここは静岡よりかなり西側になるので、明らかに日の出時間が遅いようです(朝5時なのにまだ暗い… )。電車(JR West)は1時間にほぼ1本、しかも単線と交通は非常に不便ですが、「西の小京都」とも称され、落ち着いたいい感じの街です。
最終日は前日腹痛予防であまり食べれなかったホテルの朝食をたらふく食べ(元を取るべし!)、職場に大量のお土産を購入し、Y温泉駅から静岡に戻りました。