足の外科虎の穴

足の外科を生業とする整形外科医 小林勇人のホームページ

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Road to Hofu & Betsudai 2014

Road to Hofu & Betsudai 2014

今シーズンもなんとか防府読売マラソンと別大毎日マラソンに参加できそうです(確定)。慢性的な腰痛、弾発股、モートン病などで年々走力が落ち、人生の最大目標である「サブスリー復帰」は遠くに霞みつつありますが、今年も来年以降の出場権を得るため性懲りもなく出場します。例年防府マラソンは全国中学駅伝(山口セミナーパーク)と日程が重なるため、県予選が終わるとホテルの予約が非常に厳しくなります(昨年は小野田市に宿泊(ToT)/~~~)。そのため今年は昨年の反省を生かし、既に宇部市のホテルを予約しました!(^^)!。昨年のレースではスタートから5kmくらいまでまともに走れないほどの大渋滞だったため、今年は定員を減らしたようです(カテゴリー3は先着2,000名)。前回は後半に失速し3時間18分だったので、今回は是が非でも15分カットを狙いたいです。

別大マラソンも昨年のレース前半に給水コップが不足(ペットボトルを回し飲みしていた!)こともあり、今年は定員を減らしたようです。前回は私の怠慢でツアーの申し込みが遅れ、往路は羽田空港、帰路は中部国際空港経由と無茶苦茶だったので、今回は頑張って早めにツアー申し込みを済ませました。今シーズンの最終戦で最大目標でもあるので、「静岡でのベスト(3時間14分)の大幅更新」を狙いたいところです。

話は変わって、研修医時代から本格的にマラソントレーニングを始め、15年以上が経ちました。最近は勤続疲労、加齢にる走力の低下をいやおうなしに感じます。その昔は「今日はいまいち調子が良くないので、サブスリー狙いでまっ、いっか」というレベルでしたが、現在は逆立ちしても、3時間切りは難しそうです。しかし経年的な走力の低下は私だけの問題でもなく、周りを見回すと15年前の走力を現在も維持している知人は皆無です。大概は当時より20~30分落ちの走力となっており、残念ながら故障でフルマラソンを完走するのも難しい方もいます。これはあくまでも私見ですが「長距離ランナーの賞味期限は3~4年、長くても5年くらい」ではないかと思います。

2013年に2020年東京オリンピックが決定した際に、現在トップクラスの高校生を中心に、7年後のオリンピック有力候補と騒がれました。しかし私は失礼ながら、これらマスコミの報道に大変違和感を感じました。全国高校駅伝や箱根駅伝のスーパースター(山の神etc.)と言われた選手たちが7年後も活躍していたかをちょっと考えてみれば、答えは明らかです(瀬古選手など例外もいますが… )。ちやほやされながら長い間高いモチベーションを保つことが難しいのもありますが、最大の理由は「長距離ランナー特有の勤続疲労」と考えられます。ランナーとは「体が100%問題ない状態でないと戦えない、贅沢な生き物」です。何年もの間、故障せず高いレベルを維持できるランナーはまずいないはずです。6年後、どんな選手がオリンピック代表となっているか、今から楽しみです。大半は、現在無名の選手達で占められるとは思いますが…

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