足の外科虎の穴

足の外科を生業とする整形外科医 小林勇人のホームページ

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整形外科な日々

第65回日本リウマチ学会(WEB開催)

先日WEB開催された第65回日本リウマチ学会総会にオンライン参加しました。実は本年度、リウマチ学会専門医の更新があるのですが、単位が必要とされる50単位に届かない… 。この1年強のコロナ禍で大半の研究会が中止またはオンライン開催となり、以前のように気軽に単位を取れなくなったのが原因です。今回学会参加で10単位をゲットし、なんとか更新期限までに50単位を確保することができました。以前の「良き古き時代?」に戻ることは期待薄かもしれませんが、早くコロナ禍が収まって欲しいものです。

第136回中部日本整形外科災害外科学会

4月9日から4月30日までWEB開催された、第136回中部日本整形外科災害外科学会にネット参加しました。当初は神戸国際会議場で開催の予定でしたが、新型コロナウイルス第3波(第4波?)の影響で、WEB開催に変更となりました。

私は主題3 足関節・足部の変形矯正で演題を発表しました。最近のWEB学会は有料サイトのスクリーンショット、SNSでの公開などを厳しく取り締まっており、当然ながら不正行為のペナルティーも厳しいようです。なので演題名は内緒です(笑)。

WEB学会で講演を聴講しているとひとつ気になることがありました。それはかなりの発表者が座長または聴講者からの質問をスルーしていること、つまり他人の講演は聴くけど、自分の講演は一切見ていないということでしょう。主催者からメールでアラートもありましたが、ディスカッションが一方通行なのは非常に残念です。ちなみに私は質問に対し、即コメントしました。この辺がWEB学会の今後の改善点かもしれませんね。

現地に出向くリアル学会、懐かしや… 。もう3蜜で会食の典型であるランチョンセミナーは2度とないかもしれません。素朴な疑問として学会開催中の昼飯はどうなるのでしょうか? 早くコロナが収まり元の生活に戻れるよう願って止みません。

研修施設依頼状

先日、日本整形外科学会より整形外科専門医研修施設の継続依頼状(許可証?)が届きました。継続には手術登録(JOANR)、年次報告などいろいろ面倒なことが多々ありますが、引き続きコロナ禍の中、頑張って行きたいと思います。

日本リウマチ学会教育施設の資格を更新しました

先日申請していた日本リウマチ学会教育施設の資格が無事更新されました。私が当院に赴任したのが2006年で、初回認定が2008年ですので 、かれこれ4回目の更新となります(有効期間3年)。リウマチ学会専門医となったのが2007年、指導医となったのが2012年… 月日が流れるのは早いものです。最近は側頭部に白髪がチラホラと… (笑)。これからもコロナ禍に負けないよう頑張ります。

American College of Foot and Ankle Surgeons®のconsensus statementに引用されました

2020年8月7日に発表されたAmerican College of Foot and Ankle Surgeons®の consensus statement に、私が2015年に発表した英語論文が引用されました。簡単に言えば、足関節症(炎)の診療ガイドライン(のようなもの)の参考文献のひとつに選ばれたのですが、自分の論文が世界的に評価され大変嬉しく思います。ガイドライン作成の根拠となる論文は、それなりの高い質(エビデンスレベル)が求められます。今後ともここ静岡から後世に影響を与えられるような研究論文を発表できればと思っております。

第93回日本整形外科学会オンライン学術総会

6月11日より第93回日本整形外科学会オンライン学術総会に参加しています。会期は8月31日までで、参加費18,000円を払えば基本全ての講演がネットで見ることができます(最後に確認のテストあり)。なにせ初めての試みなので仕方ないのですが、初めからトラブルが多い… 。問い合わせが多すぎて、主幹校やコンピューター担当のスタッフはしばらく寝れないのではと心配してしまいます。ちょっと前に「吉村寝ろ!」というのがありましたが、今は「慈恵、京葉寝ろ!」でしょうか。

ちょうど2020年3月末に専門医資格を更新したばかりで、現在教育研修の単位がゼロ。コロナ禍で全ての学会・講演会・勉強会が中止となっているので、8月31日の会期末までみっちりと講演を聴いてお勉強(点数稼ぎ?)します。

第134回中部日本整形外科災害外科学会(中止)

令和2年4月10日(金)~11日(土)に大阪国際会議場で開催予定だった中部整災学会は、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。数年前から準備をしていた主催者・スタッフにとっては苦渋の選択だったと思われます。私は1日目に一般演題(足関節・外反母趾)の口演、2日目にポスター(足関節・足・趾)の座長を依頼されておりましたが、あえなく没となりました。これでは何もしていないことになってしまうので、とりあえず学術集会発表論文を早急に作成、学会事務局に送付しました。

ちなみに7月の第1週に緊急事態宣言の対象地域(九州地方)で開催予定の全国規模の学会参加も諦め、ホテルをキャンセルしました(多分開催するのは無理… )。コロナの早期収束を願ってやみません。

第50回日本人工関節学会

2月20日~21日福岡国際会議場、福岡サンパレス、福岡国際センターで開催された第50回日本人工関節学会に参加してきました。東京マラソンをはじめ、各地の不要不急のイベント(静岡マラソンも中止)が中止される中、マスク着用とハンカチ携帯のドレスコードありで開催されました。で、やはり欧米から講演目的で招待されたドクターのドタキャンがちらほら。なんでも前日の2月19日に米国のCDCが日本と香港への渡航注意勧告を出したとか。

1日目… ①TKAビデオセッション(内反&外反膝)、②THAビデオセッション(セメント&セメントレス)、③Robotic assited joint arthroplasty、④THA未来への提言、⑤人工関節レジストリーとJOANR、⑥THAアプローチ、⑦後方侵入THA軟部処理。

最近他人の手術を見る機会があまりないので、ビデオセッションは大変勉強になりました。ナビゲーションのみならず、最新の整形外科手術はAIとRobiticの時代に入りつつあるようです。10年後、20年後にはマニュアルTKA、THAを行える整形外科医は絶滅危惧種となるくらい減るかもしれません。誰が執刀しても正確なインプラント設置が可能となるのは患者さんにとって喜ばしいことですが、ナビがないと人工関節手術ができない医師が増えるのは困った問題です。

2020年4月から手術症例の登録(JOANR)が義務化されるため、⑤の講演は真剣に聴きました。基本全てオンラインで入力するので、最悪自宅でも仕事ができるのはちょっと助かります。が、現状でも当院の整形はブ●ック企業なのに、余計な雑用(失礼)が増えて頭が痛い… 。特に人工関節の登録はインプラントのバーコードを入力しなければならなず(現在はシール添付)、事務員の方に入力をお願いするのはちょっと無茶だべ… 。結局全部自分でやらなきゃならない気がします。

イブニングセミナーの後方侵入THA軟部処理は最近のトピックスのようです。その前のディベートセッションでも後方侵入が前方侵入より圧倒的に挙手で「いいね?」が多かったのが印象的でした。私は今後とも前方・側方法に浮気をせず、後方侵入法を極めたいです。

1日目は19時までみっちりと講演を拝聴し、その後は博多駅の「博多めん街道」で遅い夕食を済ませました。「長浜ナンバーワン」という名のお店、まいうー。

2日目… ⑧TKAアウトライヤー対策、⑨若年者THAの長期成績、⑩THAの歴史、⑪Dual mobility cup、⑫THA摺動面の進歩、⑬THA術後脱臼対策。

人工関節学会なのでTKA(膝)、TAA(足)、TSA(肩)、TEA(肘)の講演もちゃんとあるのですが、なぜか今回の学会ではTHA(股)のセッションばかり顔を出しています。今のマイブームはTAAではなく、THAなのでしょう(笑)。脱臼対策として、dual mobility cupの適応をどこまで広げてよいのか、今回のランチョンセミナー⑪でその答えが得られた気がします。

学会開催中にも日本各地のイベントの中止・延期情報が次々と発表され、日本全体が自粛モードとなっているのを感じました。4月の中部整災(口演予定あり)、リウマチ学会、5月の日整会と大規模な学会が続きますが、このままでは東日本大震災の時のように、Web開催となってしまうのでは危惧してしまいます。東京オリンピック、本当に大丈夫かなぁ… 。

Viviant発売10周年記念講演会

先日ANAインターコンチネンタルホテル東京で開催された某P社の全国講演会に参加してきました。中国武漢の新型コロナウイルス騒動で人ごみの中にわざわざ行くか迷いましたが、ドタキャンは多数の方々に迷惑をかけるので行くことにしました。しかし都内の人々はほとんどマスクをしておらず、ほとんど対岸の火事という印象でした(中国人と思しき方々は黒いマスクをしていましたが… )。

週末の東京は雪の予想でしたが、特に交通機関の混乱もなく前泊する隣のホテルオークラ(別館)に到着しました。オークラに来るのは20年以上前の研修医時代に同期の結婚式に参加した時以来でしょうか。確か昔は周りに高い建物があまりなかった気がしたのですが… 。今となっては高層ビルとタワマンだらけで空がろくに見えん。自腹で泊るホテルはいつもアパなので、どうもこの高級感が落ち着かなかったです。東京タワーが目の前にあり最高の夜景でしたが、本当は隣にそびえ立つ昨年完成したばかりのThe Okura Tokyoに泊まってみたかったです(笑)。

当日の朝はランニングで皇居の周りを1周する予定でしたが、想定外の雨で中止、前日の天気予報が見事に外れたようです。仕方ないので二度寝をしてからホテルで朝食を済ませ、10時からの講演会に臨みました。この辺りの虎ノ門、六本木、霞が関界隈は官公庁と大使館が並ぶまさに日本の心臓という感じで、田舎者の私にはとても刺激的でした。

①骨代謝マーカー、②バゼドキシフェン10年の歩み、③メタボによる骨折リスク、④脆弱性骨折の予防、⑤CKDと骨粗鬆症、⑥SERMのupdate… 骨粗鬆症治療のABCから最新の知見まで、あまり得意とは言えない分野だったので、私にとっては大変有益な講習会となりました。

13時に講演会が終わり、その後は情報交換会でビュッフェを堪能いたしました。今シーズン最後のマラソン大会の直前だったので、体重が増えるのが気になりましたが目いっぱい食べちゃいました… 。骨粗鬆症の治療が大切なのは重々承知していますがが、どうしても病院では手術加療に比重が寄っているのが現状。今後はリエゾンサービスetcの導入も考えなくてはと、身につまされた1日でした。

講演会会場を出た後は、毎度の有楽町のビックカメラ回り済ませ、東京駅から新幹線で静岡に戻りました。カワカツさん、東静岡駅前の県有地にビックカメラ(またはヨドバシ)を誘致してください! 静岡市の人口減対策にはうってつけですよ(爆)。