先日札幌コンベンションセンターおよび札幌市産業振興センターで開催された第14回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(KOSKAS) &第48回日本整形外科スポーツ医学会学術集会(JOSSM)に参加してきました。富士山静岡空港から新千歳空港にFDAで向かいましたが、まだコロナ禍で国際線が再開していないせいか空港は割と閑散としていました。この時期の北海道はベストシーズンのはずなのに、水曜日から金曜日まで天気が悪く折り畳み傘が大活躍している… 。最終日の土曜日は晴れましたが、これがまた急に暑くなって😥という感じでした。
本学会は日本スポーツ協会公認スポーツドクターの更新研修に指定されているため、今回はるばる静岡からやってきました。静岡市から空港まで車で約40分、飛行機に乗ってしまえば新千歳まではあっという間です。めったに行かない札幌と那覇に行く時だけ、富士山静岡空港の有難みを感じます(新幹線の空港新駅は要らない派です)。
数年前から言われていましたが、2023年からJOSKASは日本膝学会(JKS)に、JOSSMは日本スポーツ整形外科学会(略称?)に名称を変更するようです。また日本膝関節学会、日本股関節学会、日本人工関節学会のofficial journalとしてJournal of Joint Surgery and ResearchをElsevier社から2023年に発刊するとのことでした。なんだかアメリカとクリソツの展開になってきた。第1回日本膝関節学会ってどうなのかしら。私の今は亡きボス(腰野富久Prof)が2000年に日本膝関節研究会と東京膝関節研究会をくっつけて第1回日本膝関節学会をパシフィコ横浜で開催したような… 絶対に忘れられない思い出(教授の鞄持ちと学会場でS先生に酷く叩かれた… )なので間違いないはず (笑) 。
肝心な学会の方は普段あまり勉強する機会が少ない上肢のスポーツ障害に関する講演を中心に聴講いたしました。15年以上前に専門医試験で勉強したはずですが、ほとんど忘れてしまっていることもあるので今回大変勉強になりました。会長講演で”Publish or Pelish”がTake Home Messageとなってたのも印象的でした。ということで最後のJOSKASとJOSSM、とても思い出深い学会となりました。