先日清水エスパルスのJ1昇格の瞬間を観るために、ケーズデンキスタジアム水戸に行ってきました。清水側のゴール裏とバックスタンド側自由席はチケット発売開始から数分で完売となり、当日は全来場者9,219人中、清水サポーターが5,500人とまさにアウェイジャックの状態でした。
試合当日はくもりのち雨で最高気温12℃と12月中旬の寒い陽気でした。私は前日に家族と水戸駅前のホテルに前泊し、事前に予約していたスタジアムから約2.8km離れた場所にある「特P」に車を止めて徒歩で会場入りしました。
入場前は「このオレンジ集団はどこから来た?」くらいの長蛇の列で、清水サポのこの試合にかける熱意を感じました。「#戻るべき場所へともに」… みな信じていたはずです。
が、鹿島ファンで茨城大好きのうちの末っ子、水戸ホーリーホックのタオルマフラーがどうしても欲しいと言い始め、仕方なく清水のオレンジユニを着ながら水戸のグッズショップに突入、2,000円で買う羽目に… 。会計で並んでいる際、周りには当然ブルーの水戸サポしかいなくてかなり恥ずかしかったです。その後ちゃっかりホーリーくんとツーショットも撮れて、本人はかなりご満悦でした(試合も水戸を応援していた… )。
肝心の試合ですが、前半は清水のシュート数は0で水戸のゴールに全く迫れず。後半はゴール前のパスミスから水戸に先制され、終盤に1-1に追いつくのがやっとの展開でまさかのドロー… 。この時点で清水のJ1自動昇格は消えました。
試合後の挨拶ではブーイングがあると思いきや、逆にチャントで選手たちを猛烈に鼓舞、まさに静岡人の県民性が現れていました(私もちょっとウルウル)。
失意の中、水戸から圏央道を通って静岡に戻りましたが、途中菖蒲パーキングで栃木から静岡に戻る大量のジュビロサポと遭遇。みんな😊顔に見え、同じ静岡勢ながら複雑な心境。あちらは歓喜で、こちらは悲劇… 30年以上前に大学受験に失敗し、まさかの浪人が決まった時の心境を思い出しました(笑)。
清水はJ2リーグの4位に転落し、J1昇格プレーオフ出場というありがたくない状況となりましたが、是非あと2戦に勝って 「#戻るべき場所へともに」 を実現してほしいです。