足の外科虎の穴

足の外科を生業とする整形外科医 小林勇人のホームページ

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Road to Hofu 2013 (1)

Road to Hofu 2013 (1)

7月22日より防府読売マラソンのエントリーが始まりました(さっそく藤枝郵便局で5,000円を振り込みました)。山口大学出身の私は、防府市と隣接する山口市に2年間、宇部市に4年間住んでいたため、12月の防府マラソンは半ば地元のレースとなります。医学生だった当時の制限時間は2時間50分でしたが、出場者が少ないため徐々に緩和され、私が全盛期だった頃(1999年〜2003年)は3時間でした(そのため若手の登竜門といわれていた)。コースは防府市内をめぐる循環型で、高低差が10mほどしかない超高速コースです(大会記録は2時間8分15秒)。

制限時間が3時間だった頃、私は4回挑戦しましたが結果は1完走3リタイアと厳しいものでした。当時私はサブスリーの常連で3時間以内で走るのは苦ではなかったのですが、防府マラソンは中間点1時間25分、25km 1時間40分という無茶苦茶な時間設定の関門があり、25kmまでは4分/kmで走らなければなりませんでした(2時間48分ペース)。私のマラソン3傑である2時間52〜54分でも、中間点の通過は1時間25〜26分、25kmは1時間41〜42分であり、いかに前半型のレースを強いられるかがわかります。関門をクリアするために中間点を1時間23分30〜45秒、25kmを1時間39分で通過できるようペースを設定し、5km毎に時計を見ながら変則インターバルを繰り返せざる得ませんでした。そのため25kmまでに脚を使ってしまい終盤失速、収容バスに回収されるパターンが続きました。唯一完走した2001年は後半失速しながらも粘り、2時間57分39秒で完走しています!(^^)!。

その後マラソンブームもあって防府マラソンは市民マラソン化し、制限時間は4時間へ緩和、一般参加者のスペシャルドリンクも廃止、女性の参加が認められるようになりました。以前は収容バスに追われる何とも言えない緊張感がありましたが、現在は全くないためか自分の記録も低下の一途をたどりました。が、2013年からカテゴリー別となり、カテゴリー1で出場するには3時間15分以内の公認記録が必要となってしまいました。私は2011年に3時間14分で完走しているので今年はカテゴリー1で出場できますが、有効期限が2年なので今シーズン中に再度3時間15分以内で走らないと来年の出場が厳しくなります。お尻に火がつくと俄然燃えてきますね。今日から気合を入れなおして、12月のレースに臨みたいです。

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